HOME
古典 MENU
大田南畝『半日閑話』巻十二「狐天狗妖言」より
狐が踊る、天狗も踊る
この頃の不吉な流言に、王子の稲荷で狐が歌をうたって踊ったという。
その歌は、「天に星なし地に人なし。四月二十日の夜を見やれ」と。
また、愛宕山で天狗が踊ったという。
歌はほぼ同じ文句だが、ただし「四月八日の夜を見やれ」と。
あやしい古典文学 No.530
座敷浪人の壺蔵
あやしい古典の壺